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産業機材 設備輸入事例
2017.08.08 /  産業機材事業

ここ福岡では多くの人が口を揃えるようにして『今年の夏は格別に暑い』と言われてますが、そんな夏いかがお過ごしでしょうか?

 

さて、今回は産業機材部門の取り組み事例をご紹介したいと思います。産業機材部門は工業用の電気機器や金属加工品、設備等を中心に取り扱っている部門です。

今年の初め、弊社のホームページを見られた新規のお客様から基板破砕機設備の輸入について問い合わせをいただきました。自社で中国のアリババサイトで既にメーカーを探されており、そことコンタクトを取って諸々の条件が合えば輸入したい、とのことです。ただ、自社では言葉の問題や、貿易をやったことがなくてどうしたらいいのかわからない、商社にも何軒か掛け合ったが、あまり取り合ってくれない、とのこと。そこでわざわざ関東から弊社までご連絡いただいた次第です。

 

弊社ではそのようなお問い合わせには大変感謝しつつも、新規の商品、新規の工場ですので細心の注意を払い、多くのことを確認しながら話を進めなければなりません。商品の諸仕様、日本の使用環境との適合性、工場の輸出実績、取引条件等々。それらやり取りの後、双方と契約を交わして生産に入りますが、今回は生産前と後の都合二回、上海のスタッフが現地に赴き諸チェックを行いました。

 

そして輸出、輸入を経て7月に納品をしました。現場に立ち合いしましたが、コンテナからの設備パーツ引出しや組み立てはその分野のプロの方たちがされ、何とか無事に納品が完了し一安心です。

 

商品デバンニング中

 

設備仮組み

 

今後は中国工場のエンジニアを招聘して設備の調整を行い、またパーツ交換方法の指導をしてもらう予定です。

 

今回のケースは「産業機材部門」の業務範囲にとどまらず、「輸出入海外事業支援」の範疇にも入ってきますが、お客様の要望を、国境を跨いでカタチにすることが我々の役目と肝に銘じて日々仕事に励んでいます。

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