トラブルや失敗を無くすためには、どのようなことに気を付けて取引する海外メーカーを見定めなければならないのでしょうか。そして、どういう考え方でこちら(日本企業)が対応していかなければならないのでしょうか。
日本企業は海外企業への理解を深め、そして下記4つののポイントをきちんと満たしている企業と取引することが、輸入ビジネスを成功させるカギだと私たち協和通商は考えます。
安定した商品の品質と納期を守ってくれる海外企業でなくては、輸入ビジネスは成功しません。これは、日本企業の要望にスピードをもって対応してくれることが前提になります。
日本企業と海外メーカーがお互いを信頼し、協力体制を構築していかなければなりません。
日本企業の中には、取引きする海外企業への理解が不十分であったり、商品を発注すると生産管理を海外メーカーに任せきりにするところがあります。これでは、お互いに信頼関係を築くことができません。
言葉だけではなく少しずつ実績を作りながら、また責任分担をはっきりさせて信頼関係を築く必要がると考えます。
海外メーカーについて、経営者の考え方(目標、ビジョン)や人事・待遇などの管理体制がしっかりしているか?必要な設備投資をしているか?系統化された生産管理手法を導入しているか?これらをふまえて、長期的な取引ができるかを判断すべきだと考えます。
商品が問題なく生産完了しても、相手国側の物流が原因で「輸出できなかった」では困ります。輸出の豊富な経験を持ち、商品の搬送や輸出時の税関対応を正確に行えるパートナーでなくてはなりません。